2021年最初のリリース 0.228 が出ました。
オフィシャルページによりますと、
もう1か月経った?まあ今日 MAME 0.228 が準備できたということはそういうことなんだろうね。今月は超レアなアーケードゲームが2本サポートされているのだ。1本目は「なめんなよ」。これは上から見るタイプの障害コースゲームなんだけど、津田覚氏のなめねこキャラを無断で使っているもの。そして2本目は「ゲッタウェイ」。ユニバーサル製のオーバーヘッドビューレースゲームで、「世界初16ビットマイコン搭載ゲーム」と銘打っていたものだ。ユニバーサルはこの後「ミスターDo!」の人気キャラクタを作ることになる。エミュレーションはまだ予備段階で、ゲームはプレイ可能なものの表示系の問題があったり、サウンドが未対応なので注意してほしい。
その他のアーケード系エミュレーションのニュースも見ていこう。まずは、コナミシステム 573 基板で動作するビーマニ系リズムゲームで起きていた大量の問題が修正。また、David Haywood(Hazeたん)氏の粘着的努力のおかげで、JPM 製のスロットマシンが幅広く動作可能になっている。これらのマシンで NCD X11 端末と同じ Brooktree RAMDAC や、MAMEでエミュレート済みのシステムで使われている Motorola DUART を採用しているのが興味深いのだ。そして最後に、Zaccaria の「Cat and Mouse」で、タイプ01プログラムがついに完全に吸い出されたことで、ついにこの謎ゲーの両バージョンがプレイできるようになったことが上げられる。
携帯ゲーム機では、ワンダースワンとワンダースワンカラーがオーバーホールされたり、ゲームギア用の「X-Terminator」がサポートされた。他には、バンダイ RX-78 のカセット吸い出し、エミュレーションの多くの面を発揮して欠点の修正もされている。また、Apple のフロッピードライブコントローラでも進捗があり、SuperDriver の HD フロッピードライブ、そして将来的には HD20 外部ハードディスクをサポートする目処がついたようだ。
cgwg さんからの新 LCD シェーダ、FMタウンズのソフト吸い出し最新版、最近おきた不具合の修正、コードのモダン化など、今回もたくさんのことがあったから、ぜひ whatsnew.txt ファイルで全てをチェックして欲しい。ソースコードと64ビット Windows 版バイナリパックは ダウンロードページから入手だ。
だそうです。なお、今回は What's new などの訳は遅れます。