今年もあと僅かですが 0.227 がリリースされました。
【1/3更新】What's New日本語訳はこちら。未実装ですがデキャップが数本きています。他には multipcm の12ビットモード対応、Jaleco大量修正、Luaエンジン更新など読んでいくとわかる更新もあります。
オフィシャルページによりますと、
2020年は MAME 0.227 のリリースで締めくくりだよ。今回は11月と12月の開発サイクルを延長した特別版だ。この2ヶ月間で、MAME の内部的な改良やユーザから見える部分の変更など多くのことがあったぞ。開発状況をフォローしてた人は、MAME が C++17 への移行、Lua インタフェースのオーバーホール、メモリシステムのエミュレーション強化、古いコードの整理などがあったことを知ってるとだろうね。
MAME 0.227 では、通称"アップルシリコン"として知られる AArch64 版 macOS を仮サポートしている。A64 のネイティブバックエンドリコンパイラが無いことと、C リコンパイラバックエンドに問題があることには注意してほしい。A64 ビルドの MAME を動かすなら、コマンドラインで -nodrc オプションを指定するとほとんどののシステムでリコンパイラを無効にできるので覚えておこう。Rosetta 2 上でリコンパイラを有効にして x86-64 ビルドを走らせたほうが MIPS III や PowerPC プロセッサのあるシステムのパフォーマンスは上かもしれないのだ。
このリリースでは昔からあった問題も修正されたぞ。例えば、セガ社の「カルテット」の15面で床が表示されかったもの直っている。この動作は、これまでわからなかったプロテクトマイコンによるものだったんだけど、ゲームの後半でしか使われていないプロテクト機能は、エミュレータ開発者だけでなくアーケードゲームのコピー業者や、時には新フォーマットで古いゲームをリリースするパブリッシャーにも頭痛の種といえる。セガ社でさえ、アストロシティミニでこの機能を見落としたくらいだかね。この他には、アタリ社の「ランパート」で Veterran の難易度をクリアできないという古いプロテクトの問題も修正されているぞ。実は、この不具合は後から起きていたものなんだけど、ゲームが難しすぎて何年も確認できなかったんだ。こんな話をしている間にも、ヘッドオン基板で動作するセガ社の「カーニバル」のプロテクトシミュレーションが追加されてるよ。
プロテクトエミュレーションの修正はとてもわかり易いものだけど、その他にもたくさんのものが改良されているんだ。「チェイスボンバーズ」、「Championship Bowling」、「プロップサイクル」のグラフィックとか、「NFL Blitz ’99」ではアトラクトモードでアニメーションがスキップの修正、「3-D Bowling」、「ブロクシード」、「麻雀 天開眼」の DIP スイッチ修正、「Multipede」のゲーム切り替え修正で「Klax」の海賊版がサウンドつきで動作可能などだ。
新システムのサポートなしでは MAME のリリースとは言えないね。今月の対応システムは、dreamGEAR、JungelTac、LexiBook、Senario などだ。いつもながらクオリティはピンきり。他には、「1944 ザ・ループマスター」「Cookie & Bibi 2」「F-1グランプリ」「ロストワールド」「ナーク」の新バージョン発見と吸い出しもあるぞ。「ナーク」の新バージョンの一つは初期テスト版と見られていて、他のバージョンにはある内容がごっそりと欠けてるという面白いバージョンだ。Unico の「Master's Fury」の不完全なコピーも見つかったので、以前の不完全セットと合体させてプレイ可能になっているのだ。
そして最後に内部ユーザインタフェース関連の改良だ。まずは、Video Options メニューからスクリーンショットのアスペクト比や拡大率などを操作できるようになっている。また、アナログジョイスティック軸からデジタル入力にアクセスるとき NOT コードが使用可能。さらに、チートと自動連射プラグインのメニューの統一感も向上だ。
もちろん、紙面の都合でここでは紹介しきれないものもいっぱいだから、より詳しくは whatsnew.txt ファイルをチェックしてほしい。ソースと64ビットのウインドウズバイナリはダウンロードページから入手だ。
今年は皆さんにとってとてもタフな1年にだったけど、MAME 開発にとっては素晴らしい年でした。今年一年のコントリビュータの皆さん、どうもありがとうございました。新年もデジタルプリザベーションの精神で頑張っていきましょう!
という感じになっております。私からも、今年一年ありがとうございました。良いお年を!
毎回、巻物のようなWhatsNewの翻訳、ありがとうございます。m(__)m
>脳が無い。中止、再試行、失敗?[Olivier Galibert]
なんだっけ?これ?と思って、Gitのログさかのぼって探してしまった。。。
今回の修正とは違うかもですが、いつの間にかFirebeat物が、
そこそこ動くようになってますね。
修正が次回になるけど、ホイールのバグも直って、キーボードマニアとかも。
今年はどんな進展があるのか楽しみ(≧▽≦)
Firebeat 試したんですが、RTC、Flash、Wheel エラーで進めず。。。
What's New はたしかに巻物になってきてますね。
今年は Retrofire をソフトリストに対応できたらいいなと思っています。
相変わらずマイペースですがよろしくお願いいたします。
ハードリセットかけたら動きました。。。
とりあえず以前よりもノートがまともに降ってくるようになってたので、
押し入れからキーマニ専コンを出してきて遊んでみました。
タイミングはイイ感じですが、なんせまだMIDIパートの音が鳴らないので、
今の段階ではまだ雰囲気を楽しむだけですけどね。
でもキーマニも現存する筐体がもうほとんど残ってないですからねぇ。。。
チルコポルトとかあった頃が懐かしい(ToT)